ご提案書 — 2026.05
三星毛糸様
労務オペレーション再設計プロジェクト
月次の確認漏れゼロと、人事業務の属人化からの脱却を実現する
「100年すてきカンパニー」を、次の100年へ
2026年5月 | AI経営共創パートナーズ株式会社
▶ 給与計算アプリのデモを体験する 雇用契約書・勤怠CSV・給与計算・労務リスクチェックを確認できるデモ — 別タブで開く
AI経営共創パートナーズ
01 / PURPOSE 2 / 16
100年企業の経営基盤を、次の100年へ
本プロジェクトの目的
人事・経理担当の 月次の集計・確認作業を仕組み化 し、
創業140年・三星毛糸の労務管理を次の担当者にも引き継げる形に整える

守る・遺す

  • 労務リスク(36協定・有給5日義務)の早期検知
  • 給与計算の正確性とスピード
  • 就業規則・運用ルールを、判断に使える情報として整理
  • 人が変わっても運用が回る仕組み

攻める

  • 人事担当の確認作業を、システムとAIで支える状態へ
  • 労務データを経営判断に使える状態に
  • 受講者7名が「自分たちで改善点を言語化できる力」を獲得
  • 三星モデルをグループ・業界に展開
AI経営共創パートナーズ
02 / ISSUE 3 / 16
給与計算まわりで発生している手作業と確認漏れリスク
人事担当者ヒアリングおよび業界共通課題からの整理
課題領域 現状 放置した場合のリスク
三星様ヒアリングで確認した固有課題
① 月次Excel作業 人事担当がExcel集計・チェックに多くの時間を費やす 担当者依存・属人化、ミス時の遡及修正コスト
② 36協定・有給管理 手動チェックのみ、アラート機能なし 労基署是正勧告・残業上限超過の見逃し
③ 給与SaaSとの分断 HRMOS/TUNAG/給与SaaS間は手動でデータ受け渡し 転記ミス、データ整合性の検証コスト
業界共通で見られる構造課題
④ 就業規則の暗黙知化 規程の細部は ベテラン人事の頭の中 退職時の引継ぎ困難、判断のブレ発生
⑤ 現場のリテラシー混在 紙明細を希望する世代と、デジタル派の世代が共存 システム一斉切替は現場混乱を招く
AI経営共創パートナーズ
03 / APPROACH 4 / 16
既存システムの「間」を埋めて、確認漏れを検知する仕組みを足す
HRMOS・TUNAG・給与SaaSを置き換えるのではなく、データ確認と計算の抜け漏れを見つける仕組みを足します

避けたい進め方

  • 大型システムを一気に刷新する
  • 現場の業務フローも変える
  • 導入半年・現場混乱・反発
  • 結局「以前のExcel」に戻る
現場の打刻・申請方法は大きく変えない。変えるのは、人事部の月次確認と、経営に上がるデータの見え方
AI経営共創パートナーズ
04 / STRUCTURE 5 / 16
提案は2本立て — 研修とシステム構築を分けて設計
研修は「社内で改善点を整理できる人を育てる」提案、システムは「月次業務を実際に回す」提案です

A. 研修契約:人を育てる

コア人材 7名5セッション(助成金計算上の訓練時間:約11時間)/7〜9月の約3ヶ月
  • 実務AI活用・業務整理ワークショップ(AIを使いながら、給与計算・労務確認の手順を整理する場)
  • 対面 or Zoom同時双方向(賃金助成対象)
  • 人材開発支援助成金「事業展開等リスキリング支援コース」適用想定
  • 費用詳細・助成金後の実質負担は P.12

B. システム契約:業務を回す

給与計算・労務確認アプリ/26年度コミット/初期費用なし
  • システム提供+運用保守+定例レビュー
  • 法改正対応・軽微な調整は月額に含む
  • 初期構築費は月額料金に含む(別途請求なし)
  • 27年度以降は別途協議
  • 料金詳細は P.13
あえて一緒に進める理由: システムだけ作ると「なぜこの判定なのか」が人事側に残りません。研修で、現場の手順・例外判断・確認ポイントを開発チームに伝わる形に整理し、その内容をアプリへ反映します
AI経営共創パートナーズ
05 / TRAINING 6 / 16
研修プログラム案 — 第1回を起点に、内容は協議して確定
現時点では第1回の方向性を先に置き、第2回以降は三星様の課題・受講者・助成金要件に合わせて調整します
テーマ案 内容案 時間
第1回 実務で使うAIの基本 AIへの聞き方・資料整理・表データ確認・社外秘情報の扱い方を実務例で学ぶ 2h
第2回 例:給与計算・勤怠確認の現状整理 例:AIを使って、月次作業の手順・確認ポイント・よくある例外を洗い出す 2h
第3回 例:労務ルールの言語化 例:36協定・有給・休憩・手当など、判断に迷いやすいルールを文章で整理する 2h
第4回 例:アプリを使った要件確認 例:実際の画面を触り、必要な項目・表示・チェック条件を洗い出して改善リストにする 2h
第5回 例:本番運用ルールと次の改善計画 例:誰が、いつ、何を確認するかを決め、システム要件と運用ルールを最終整理する 3h
注記: 上記は現時点のたたき台です。第1回以外のテーマ・順番・時間配分は、受講者と人事側の優先課題を確認したうえで確定します
AI経営共創パートナーズ
06 / SAAS SCOPE 7 / 16
完成版デモで確認できる業務範囲
今回のアプリは、会社設定・従業員マスタ・勤怠データを突合し、給与計算と労務リスク確認まで一気通貫で扱う土台です
STEP 01
契約書から従業員マスタ化
雇用契約書PDFを読み取り、基本給・雇用区分・社会保険・固定残業などを登録
STEP 02
勤怠データ取込・確認
CSVをアップロードし、月別・従業員別に出退勤、有給、休日、打刻漏れを確認
STEP 03
給与計算を実行
基本給、残業、深夜、休日、社会保険、税金を計算し、月別の結果を保存
STEP 04
労務リスクをチェック
36協定、有給5日、休憩不足、連勤、打刻漏れ、社会保険設定漏れを検知

今回完成したアプリで確認できること

  • 5名分の雇用契約書情報を従業員マスタとして管理
  • 勤怠CSVのアップロード、レビュー、過去取込データ確認
  • 給与計算の実行、月別切替、保存済み計算結果の確認
  • 会社設定・従業員マスタの労務リスク項目をもとに一次チェック
  • 打刻漏れ、休憩不足、残業上限、有給5日、社会保険設定漏れを一覧化
位置づけ: 本デモは議論のたたき台です。研修を通じて受講者と業務範囲・画面仕様を共同で確定していきます。実データ投入・計算・保存・確認まで動く最小業務単位であり、ここに既存SaaS連携と通知を足すことで本番運用へ拡張できます
AI経営共創パートナーズ
07 / ARCHITECTURE 8 / 16
現場の業務は変えず、人事の確認作業だけを変える
現場の打刻方法・既存SaaSはそのまま。煩雑な人事・給与の月次確認にチェックレイヤーを挟み、現場混乱なく効率化する
INPUT — 現場(変えない)
HRMOS勤怠
タイムカード打刻
TUNAG(スタメン)
若手・事務職
↓ データ集約
CORE — 給与計算・労務確認アプリ
勤怠集計エンジン
給与計算エンジン
契約×勤怠×会社設定
36協定・有給アラート
手当自動判定
過去データ参照
給与計算結果保存
CSV出力
人事ダッシュボード
↓ 人事承認
OUTPUT — 既存フローへ戻す
既存給与SaaSへCSV
給与SaaS名 仮置き
紙明細PDF出力
印刷・配布は人事
希望者へ給与明細PDF共有
紙で渡さない人向け
労務リスクの確認
人事画面で一覧確認
図中「給与SaaS名 仮置き」は、三星様にご利用中の給与SaaS名をご確認のうえ記載します
AI経営共創パートナーズ
08 / EXPECTED OUTCOMES 9 / 16
研修とシステム導入で社内に残す力
月次作業を軽くするだけでなく、現場のルールを説明できる人を社内に残します
BASELINE — 全受講者の到達点
現場の困りごとを、改善案として説明できる人材
AIを使って、作業手順・判断基準・例外対応を整理し、開発チームや経営層に伝わる言葉で説明できる状態を目指します。これができると、給与計算以外のあらゆる業務もAI化を検討できる(業務分解ができる)人材が育ちます
A. 業務改善の中心メンバー

人事・労務の改善を
継続して進める担当者

  • 自部門の労務・給与業務を継続的に見直す
  • 就業規則や例外判断を、システムに反映できる形で整理
  • 給与計算アプリを「使うだけ」から「改善点を出せる」状態へ
  • 27年度以降の発展テーマ(資格手当判定・年末調整連携 等)の主担当候補
B. AI活用の相談役

他部門にも使い方を広げる
社内の実践者

  • 「給与計算でできた」を他部署にも共有する役割
  • 三星毛糸 → 三星ケミカル → グループ全体への横展開を主導
  • 経営層と現場の間で、困りごとを言葉にする役割
  • 受講メンバーの中から自然発生的に育つ想定(個別アサインは運用後に)
※ A・Bは兼務できます: まず7名全員が「AIを使って業務を整理できる」状態を目指します。そのうえで、運用しながら得意な役割を見つけていきます
AI経営共創パートナーズ
09 / SCHEDULE 10 / 16
スケジュール(5月〜11月)
研修とシステム構築は契約上は分けつつ、研修で整理した業務ルールをアプリに反映するため同じ期間で連動して進めます
5月
計画届 作成フェーズ — 助成金計画届の作成(5月中)/受講者・日程確定/既存規程・データ収集の段取り
6月
計画届 提出 & 準備フェーズ6月初旬:計画届の提出(研修初日の1ヶ月前まで)/人事担当ヒアリング/規程・データ収集/システム設計の事前準備
7月
研修開始
第1回実務で使うAIの基本(7月初旬)/第2回以降は初回後に内容確定
並行:勤怠取込・従業員マスタ・給与計算画面の調整
8月
研修 & システム構築 並行フェーズ
例:労務ルール整理/アプリ画面を使った要件確認
並行:労務リスクチェック・過去データ確認・保存結果確認の調整
9月
研修最終回 & UAT(ユーザー受入テスト)
例:本番運用ルールと次の改善計画
UAT(ユーザー受入テスト)・並行稼働開始(既存業務と並行してシステムを検証)
10月
本番運用開始 & 保守体制スタート — システム本番切替/問い合わせ窓口・障害対応体制の稼働/定例レビュー開始
11月
成果報告 & 運用フォロー会(本番運用開始から1ヶ月後) — 運用所感/受講者の到達状況/経営層への成果共有/次の打ち手の議論
AI経営共創パートナーズ
10 / TEAM 11 / 16
体制と役割分担
AI経営共創側 4名 / 三星毛糸様 受講者7名

AI経営共創パートナーズ

  • PJTリーダー 高木 悠哉全体設計責任/三星窓口
  • PJT補佐 車谷 徹業務設計アドバイザー
  • 運営責任 高木 幹太プロジェクト運営・進行管理
  • 研修講師 古賀 伸之研修設計責任、研修ファシリテーション

三星毛糸様(受講者7名)

  • 三星側にてご検討ください人選・所属は想定でブランクにしています
※ 受講者7名の人選・所属は三星側にてご検討ください 仮置き
AI経営共創パートナーズ
11 / TRAINING INVESTMENT 12 / 16
研修費用と助成金活用後の実質負担
人材開発支援助成金「事業展開等リスキリング支援コース」(令和8年度末まで時限措置)の活用で、¥84,000/人 までご負担を圧縮
研修費(契約額)
¥266万
¥38万 × 7名(税込)
助成金 合計
¥207.2万
経費助成 ¥199.5万 + 賃金助成 ¥7.7万
三星 実質ご負担額
¥58.8万
¥84,000/人 / 研修費の約 22%
項目 助成率/単価 金額(税込) 1人あたり
研修契約額 ¥2,660,000 ¥380,000
 └ 経費助成(中小企業) 75% ▲¥1,995,000 ▲¥285,000
 └ 賃金助成(11h × 7名) ¥1,000/h ▲¥77,000 ▲¥11,000
 助成金 合計 ▲¥2,072,000 ▲¥296,000
研修 実質ご負担額 ¥588,000 ¥84,000
注意点: 計画届の提出期限は訓練開始の1ヶ月前まで(最大6ヶ月前から可・早期提出推奨)/訓練経費は事業主が一旦全額負担、後日還付/賃金助成(中小企業 ¥1,000/h)は対面 or Zoom同時双方向形式の実訓練時間が対象
※ システム開発は既に着手しております。研修費用について5月末までにお支払いいただきたく存じます。
AI経営共創パートナーズ
12 / SAAS PRICING 13 / 16
給与計算・労務確認アプリ — 月額利用料
研修とは別契約。初期構築費は月額料金に含めるため、別途請求はありません
B. システム契約
¥30,000/月(税別)
契約締結月〜2027年3月31日(26年度コミット)/初期費用 ¥0

月額に含まれるもの

  • システム提供(給与計算・労務確認アプリ本体)
  • 運用保守(サーバ・データベースの管理)
  • 定例レビュー(人事責任者と運用状況を確認)
  • 法改正対応(社保料率・税率改定など)
  • 軽微な調整(手当ロジック微修正・帳票文言)
項目 金額(税別) 備考
初期構築費 ¥0 月額料金に含む(別途請求なし)
月額利用料 ¥30,000/月 運用保守・定例レビュー・法改正対応 込
26年度コミット総額(契約月〜2027年3月) ¥30,000 × ヶ月数 26年度内は料金固定/追加費用なし
27年度以降 別途協議 機能拡張に応じて見直し
システム契約の位置づけ: 研修で整理した業務ルールを、実際に毎月使える画面と計算ロジックへ反映します。研修とシステムを分けて契約しつつ、内容は連動させます
AI経営共創パートナーズ
13 / NEXT PHASE 14 / 16
運用開始後の成果報告と、次の検討事項
運用開始から1ヶ月、成果が出たタイミングで、次の打ち手を改めてご相談します

成果報告 & 運用フォロー会(運用開始から1ヶ月後)

  • 受講者の到達状況:業務改善の中心メンバー / AI活用の相談役 の方向性整理
  • 受講者アンケート:満足度・気付き・次への要望
  • 運用立ち上がりレポート:稼働状況・検知件数・運用所感
  • 経営報告会:岩田代表・経営層への成果共有
以降の展開は、第1回の成果を踏まえて改めてご相談
まずは運用開始(9月)まで確実に成果を出し、三星毛糸を「やればできる」状態にすることに集中します
AI経営共創パートナーズ
14 / ABOUT US 15 / 16
AI経営共創パートナーズについて
現場業務を理解し、使える形のシステムに落とし込む実装チーム

事業特徴

  • 大型システム刷新ではなく、既存SaaSを活かす設計
  • 研修+実装を同じチームで完結
  • Cloudflareエッジ環境を活用した軽量・低運用負荷の構成
  • 中小企業の経営者・人事責任者の伴走支援

三星様への提供価値

  • 「現場を変えずに、人事を変える」設計力
  • 就業規則を構造化データに変換するノウハウ
  • 助成金活用を前提とした費用設計
  • 「100年すてきカンパニー」の文脈を理解した提案

支援実績

  • 中小製造業の給与計算・労務管理のシステム化
  • AI活用研修の設計・助成金申請支援
  • 既存SaaS連携による業務自動化(勤怠→給与→明細)
  • 就業規則の構造化データ変換と運用設計
AI経営共創パートナーズ
15 / NEXT ACTION 16 / 16
「100年すてきカンパニー」の次の100年を、この半年で始める
まずは運用開始(10月)まで確実に成果を出し、三星毛糸を「やればできる」状態にすることに集中します
創業140年の経営基盤 — 人事・労務の仕組み — を、次の担当者にも引き継げる形に整える。
それが「100年すてきカンパニー」の次の100年への第一歩です
▶ 今後1週間で、三星様にご検討いただきたいこと
1.
研修受講者 7名の選抜
人事責任者を含むコア人材
2.
研修日程候補の検討
7月初旬の第1回開始日
3.
給与SaaS名のご共有
システム構成図への反映用
ご不明点・ご相談は AI経営共創パートナーズ 高木(悠哉)までお気軽にお問い合わせください
yuya-takagi@zeeglo.co.jp
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